ABOUT
MAKINUMAKINUについて

MAKINUは、山形県鶴岡市のシルク産業の品質、技術力、美意識の高さを象徴する、新しいファッションブランドです。鶴岡は、かねてからシルクの町として栄えてきましたが、自ら商品を開発しブランド展開をし始めたのは、最近のことです。その中でも、ファッション分野で世界でもオンリーワンとなり得るものをお届けするために生まれたのが、MAKINUです。
私たちが最初に取り掛かったのは、ファッションアイテムの中でも最もシルクの良さが感じていただける、スカーフ、ショールの製品化です。ご存知のようにシルクは、自然が生んだ素材で、肌やカラダにとって、とてもやさしい特徴をいくつも持っています(※「シルクの機能」参照)。その素材としてのチカラを最大限に感じていただきながら、ファッション性を楽しんでいただくことが、最も大切なテーマとなりました。
だからこそ、これまでにない風合い、触感の生地を採用し、日本ならではのテキスタイルデザインを開発し、染め方や縁の縫製にもこだわり、MAKINUだけと言える着け心地を作り上げたのです。

SILKシルクの機能
FEATURES

ABOUT鶴岡シルクについて
TSURUOKA
SILK

山形県鶴岡市は、江戸時代の幕府を支えてきた庄内藩の中心地で、明治維新の際に藩の侍たちは逆賊の汚名を着ることとなりました。その汚名を注ごうと、彼らは新政府の国策としての産業政策に協力し、養蚕から絹織物までの一貫体制を敷きました。
そのため鶴岡市には今も、蚕から製糸して生地にする会社、生地を精練(洗いとすすぎを繰り返し、柔らかな生地にしていく)する会社、手捺染(シルクスクリーン)によって絵柄を染めていく会社などがあり、鶴岡だけでシルク製品を完成させることが出来ます。各社が旧知の間柄でスムーズな意思疎通が出来ますし、発注する側にとっては相談のしやすい存在となっています。

2017年には、蚕の畑から糸を紡ぐ工程までを担っていた「松ケ岡開墾場」が「日本遺産」に認定されたり、製糸会社では、明治時代から使われている製糸機械が今も動いていて昔からの製糸工程を見ることができるなど、鶴岡のシルク産業は、その技術とともに文化的な面でも注目が集まっています。
鶴岡では新しいシルクの需要を生み出すための動きも活発で、「KIBISO」ブランドは蚕が最初に吐き出した部分の「きびそ」を活かした商品を開発し、「松ケ岡開墾場」をはじめ、庄内空港、デパートの催事、ネットなどで売られています。また「侍絹」ブランドは、地元企業とのコラボレーションアイテムを開発し、さまざまな展開を始めています。「MAKINU」もそうした鶴岡のシルク産業の新しい流れのひとつです。

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